2013年3月13日水曜日

楊令伝(五)猩紅の章


燕京の軍は結束。
趙安の軍と拮抗していた。
なかなかの戦ぶり。
しかし耶律淳が暗殺される。
儚い夢を分かち合った三人。
耶律披機は戦死。
耶律大石は西へ。
蕭珪材は金に帰順する。
聞煥章の夢も儚く消える。

南は戦いというより殺戮だ。
度人はゾンビを思わせる。
一年がたった。
石宝は武人として猛々しく戦う。
岳飛に討たれる。

燕青と武松。
呉用を救出に入る。
婁敏中が立ちはだかる。
武松勝つ。
方朧に殉じようとする呉用。
武松が触れ絶息。
「死ぬことは許されない」

阿骨打が死ぬ。
弟の呉乞買が跡を継ぐ。

聞煥章のところに呂英。
子どもを土産に連れてくる。
王清と王貴。
どちらかは扈三娘の子だ。
*   *   *
蕭珪材は言うまでもなく、「血涙」の石幻果(楊四郎)の子孫。
金に帰順したことで、楊令の対峙することは今はない。
“吸毛剣”と“吸葉剣”は、再び邂逅する日はあるのか!?
そういえば、楊令は幻王として、遼を倒すため“幻”の旗を立てた。
遼を建てるため立てた旗が、後に遼を倒す旗になろうとは…。

南北の乱れに乗じて、梁山泊は小さな国を作る。
前梁山泊は点在(山寨)だったのに対して、現梁山泊は面(州)。
楊令は宋を倒すため、はるか先を見据えている。

呉用が方朧に魅せられ、彼のために死のうとした。
しかし、それは許されない。