2017年11月27日月曜日

岳飛伝(八)龍蟠の章

蕭炫材。
金国の商いの中枢に。
闇の者・風玄。
彼の父・蕭珪材への恩。
自ら彼の影となる。

耶律大石死す。

岳飛。
彼の元に続々と集う。
その数は三千になりつつある。
そんな折、大理から南宋が攻め入る。
阮廉の村かせ襲われた。
掃討。

梁紅玉が難破。
拾われたのは張朔の船。
しかし味方は勘違い。
後々、これが火種。
これを口実に、南宋と梁山泊が対峙するのか。

王清。
鄭涼のため定住して二年。
漁が軌道に乗る。
そこへ喬道清が現れる。

胡土児。
北辺の耶律越里の元へ。
蒙古は強さを増しつつある。
斜律里が友となる。

梁興。
岳飛は心待ちにしていた。
朋友との邂逅。
梁興は小梁山へも。
劉剛へアドバイスも。
小梁山は十万都市へ。

秦檜。
南宋は安定した。
帝の行幸は温州へ。
梁山泊との水戦は、金国との同盟で成立。
機は熟すのか。

岳飛と秦容が出会う。
会うまでは不安もあった。
杞憂。
しかし、話題は極めて実務的。

蕭炫材。
麦の流れがおかしい。
風玄も気づいていた。
*   *   *
梁紅玉は傾国の美女とは言わないが、戦いの火種を作るキッカケになってしまったようだ。
梁山泊は物流で国という形を成さない。南宋にとっては水運を握られ獅子身中の虫。金国にとっても梁山泊本拠地はまさにそれだ。利害は一致している。ただここにきて、南の岳都と小梁山が新しい構図を作り出した。北の蒙古も不穏だ。さて、どうなるのか…。

それにしても、史進・李俊を見ていると自分も齢を取ったなぁと感じる。
張り倒されるだろうけれど…。

2017年9月30日土曜日

岳飛伝(七)懸軍の章

岳州・陳家村。
楊令を殺した欧元の出身地。
以前から探りを入れる楮律。
動きが活発なる。
李師師に会った燕青。
何かを感じ取ったのか。
陳家村に潜入。

岳飛は姚平とともに南へ。
流れ流れて湄公河(メコン川)に。
ほとりで暮らし始める。
姚平は一旦戻り数百人を引き連れ戻る。
岳飛は改めて“飛”の旗を掲げるのだった。

儀応は都市計画を考えた。
提案書に目を留める秦容。
実行させる。
ただし一万ではなく十万都市だ。
固辞する儀応。
秦容は命をかけさせる。
“小梁山”
秦容の中には常に梁山泊があった。

韓世忠。
梁紅玉を妻とした。
それを秦檜に利用される形。
博多津への交易をはじめさせる。

宣凱。
朱杏。
史進がヤキモキする。

耶律大石の命は風前の灯。
西遼は反省力部族を平定していく。
韓成は戦を嫌う。
なるべく話し合う。
有力部族の土里緖を説得。
土里緖は梁山泊へ。

張朔は南へ。
岳飛は軍を再興。
父・張清を討った。
それを許すことができるのか。
杞憂。
*   *   *
珍しいほど戦のない日々。
岳飛は大理の南で猿とともに再起を図る。
秦容も巨大都市を図る計画。
この二人の勢力と南宋が対峙するのだろう。

金と南宋は停戦し国力増強に注力。
そこで浮き彫りになる梁山泊の経済力。
金では蕭珪材の息子・蕭炫材が承認として経済を動かしはじめる。
南宋では、再び眠りから覚めたように李師師と青連寺が蠢きはじめる。

2017年7月23日日曜日

岳飛伝(六)転遠の章

秦檜から呼び出し。
岳飛は無視。
そして拒否。
だが、とうとう南京応天府へ。
秦檜との会談。
相容れないことは分かってはいたこと。
囚われの身の岳飛。
岳家軍の解体。
そして、岳飛死す!!

燕青たち致死軍は呉用の遺言を実行する。
交渉材料は“印璽と短剣”。
秦檜はあっさりしたものだった。
そして、岳飛転生す。

姚平とともに大理を目指す岳飛。
いや、もう岳飛ではないのか…。

秦容たち。
なれない土地での奮闘。
甘藷糖製造は試行錯誤。
しかし着々と成果が上がりつつあった。
*   *   *
まさかの展開で正直驚いた。
歴史的には、岳飛は英雄、秦檜は悪者扱いだ。
しかし、ここでは秦檜もまた、自分の考えで国造りに邁進していく。
そして、新たな敵対の構図が形作られていくようだ。
西遼〜日本〜蒲甘。
中華を遥かに越え、舞台は広がる。

2017年6月12日月曜日

あの原風景を胸に、今こそ“一心”に。One Soulで。

2014.6.21. vs 群馬戦
私は2014年の途中から見始めたイワユル“にわかサポ”です。

思い起こせば、今ごろのザスパクサツ群馬戦でした。ラジオが主催するゴミ拾いイベントに参加し、ご褒美として無料観戦できるということで、妻が申し込んでくれたのでした。
今までサッカーは日本代表戦をテレビ観戦するくらいしか興味がなかった私。ちょうどそのころブラジルW杯で日本が負け、喪失感を感じていた矢先。アルウィンの雰囲気にイッパツでヤラれてしまったわけです。だから、選手・監督うんぬん以前に、それを応援しているサポーターに魅了されたわけです。確か、そのときの観客動員数は、1万人にも満たなかったと思います。

それからアルウィンに通うようになり、お察しの通り、松本山雅の右肩上がりの“いい時代”だけを見て育ってきたわけです ^^;
そして、私のように“いい時代”しか見てこなっか人たちはたくさんいて、残念ながら今、その大半が心が治まらない状態にあるのでしょう。私もそのなかのひとりとなってしまっている現実があります。

ただ、長い目で見れば、まだまだこのクラブは出きたばかりのヒヨッコクラブですし、これからもっと厳しい事柄に直面するでしょう。J3降格だってないとは言えない。そんな今の山雅の取り巻く事象を、他の先輩クラブやサポーターの方々は苦笑して見ている方も多いかと思います。「このぐらいでアタフタするな」と。
わずか十数人から、少しの時を経て膨れ上がり、今に至るアルウィンの応援席。もしかするとバブルが弾けるように萎んでしまうかもしれない…。
ただ、どんなときでも、あのゴール裏の光景は消えないでほしい。“どんな時でも俺たちはここにいる”の精神で…。

あの光景は松本山雅の“原風景”です。

昨日の水戸戦。不運にもFK一発で敗戦してしまった。事切れたように萎んで終わった最後のチャント。自身、失望感にさいなまれた。
でも冷静に見れば、チームのパフォーマンスが決して悪いわけではないように見えます。ベルディ戦前半や、水戸戦では終始攻めていたし、状態は確実に上向いているように感じられます。あと一歩。あと一本。あと1ピースハマれば結実するように感じられるのです。
選手たちのその背中にある、ひとつのボタンを押すために応援する。それだけです。

あの原風景を胸に、今こそ“一心”に。One Soulで。

岳飛伝(五)紅星の章

兀朮は開封府の手前まで下がる。
ひとつは兵站を延ばす目的だった。
南宋軍には撤退命令が。
岳家軍だけが残る。
兀朮は、待っていたかのように岳飛と対峙。
澄みわたった空のような戦。
双方、手傷を負う。
そして、双方に和睦の命令が降される。
空は完全には澄み切らない。
最終決戦かと思い定めた。
その転瞬、両者引き返す。

宣凱は史進から日本刀を貰い受ける。
合っているようだ。
そして、とうとう呉用が死ぬ。
「岳飛を助けろ」
そう言って死んだ呉用。
宣凱は聚義庁の裏庭に埋める。
替天行道の旗と一緒に。
…終わり、そして始まる。
練兵場では、ひとり史進が刀を振りかざしている。
*   *   *
呉用死す。
一時代が終わった感だ。
宣凱は新しい“梁山泊”を具現できるのか。

王清が梁紅玉にフラれ自棄になっているのか。
ひとりの少女を連れさらに流れ行く。

2017年4月8日土曜日

岳飛伝(四)日暈の章

張俊が南宋中央に吸収される。
抜けた部分は、辛晃という者が引き継いだ。
王貴を襲ったのはこの辛晃だった。
岳飛は“右手”で殴る。
気絶。
それで許す。

金と南宋が激突。
厳密には岳家軍とだ。
戦況は長丁場となる。

岳飛のもとに南宋軍が合流する形。
しかし、それでも金は大軍だ。
岳飛は長刀隊を育成していた。
金の騎馬隊に対抗し、成果を上げる。
南宋連合軍は金軍を北へと追い上げる。
*   *   *
兀朮と岳飛。
似ている。
ふたりは共に楊令に斬られ、それぞれ腕と脚がない。
そのコンプレックスを跳ねのけた。
いや受け入れたのか。
そして今、対峙している。

戦の趨勢を見極めようとする秦檜。

梁山泊には岳飛に傾倒する者が多い。
梁山泊が岳飛と手を組むことは有り得るのか。

2017年2月26日日曜日

岳飛伝(三)嘶鳴の章

金と梁山泊が激突。
金は奇襲に失敗。
史進に討ち負かされる。
吹っ切れ果敢な攻めに出る兀朮。
名実ともに総帥の器へ。

戦は梁山泊軍優位で集結。
呉用はすぐさま和睦へ動く。
梁山泊全体会議。
聚義庁末席になぜか宣凱。
宣凱が金との交渉へ。

王貴は交易路を新たに拓いた。
その旅の途中、襲われる。
軍隊にだ。
“飛”の旗。
九死に一生を得、なぜか岳家軍の療養所。
毛定・崔蘭に看護されながら回復してゆく。

王清は舟をつくっていた。
韓世忠の水軍。
そこに供給する舟だ。
そして、梁紅玉のためだけに笛を吹いている。

秦容は軍を退役。
呼延稜とは何度も話し合った。
南へ。
甘薯の畑を拓いていく。
甘薯糖を得て交易品にするのだ。
*   *   *
楊令が目指した“国”の形。
若者たちは、それぞれが感じ、考え、引き継ぎ、自道を歩んでいく。
バラバラのように見える。
しかし、目指すものは同じものに通じていくのか。
呉用・史進は…。

2017年1月19日木曜日

岳飛伝(二)飛流の章

岳飛に腕が生える。
毛定の力を借りたのだ。

公淑が死に、王進も静かに後を追う。
鉄笛の音。
王清はそれを秦容に告げる。

梁山泊の在り方を考えるときが来た。
本塞での議論が始まった。

岳飛の娘・崔蘭には薬師の才能を開花させる。
岳家軍は薬方所や鍛冶場が充実していく。
長刀を造らせる。

王清は流浪の旅。
鉄笛を吹く。
吸い寄せられた岳飛。
ともに羊の肉を喰らう。
その後、韓世忠・梁紅玉と出会う。

梁山泊で大会議。
軍は呼延稜が掌握することに。

金国と梁山泊の総当りがはじまる。
兀朮も相当の覚悟だ。
楊令の忘れ形見・胡土児を伴っているのだ。
海東青鶻の旗が翻る。
*   *   *
岳飛が人間臭い。
楊令と違い親近感さえわく。

梁山泊が国としての形を捨てるのか。
物流と思想さえあれば形にこだわらない。
新しい世代はどう動くのか。

2017年1月7日土曜日

鬼平犯科帳(三)

昨年末に、吉右衛門さんのTV版が終了した。
原作も尽きたということか…。
ジプシーキングスの「インスピレーション」も聞き納めだ。
少々、寂しい。

真田丸ロスなんて言われている。
こちらの方がショックではないのかな。
そんな人は年配も多く、ロスなんぞとは言わないか…。

善も悪も紙一重。
裁くのは人情。
鬼平はそれを教えてくれる…。
*   *   *
平蔵は火盗改メの役を解かれた。
まぁ休暇だな。
これを期に京都へ。
“兎”こと木村忠吾も一緒だ。
先代が京都奉行だったのだ。
若気の至りの懐かしさ。
楽しい旅行…とはいかず。
道中でも京都でも、事件に巻き込まれるわけで…。
大いに暴れる…じゃなくて働くのだった。
*   *   *
鬼平がアニメ化されるそうで。
宇多田ヒカルのツイートに激しく同意したものだが…。
不安も期待もある。
まぁ、原作に忠実であって欲しいもの。