真田太平記を読んでから、時代小説ブームに火がついた。…で次に読んだのが、この小説。秀吉が名実共に、天下人になることになった小田原攻 め、関東の覇王だった北条氏の支城は百近くあり、石田三成は武名を上げるべく、支城の忍城を水攻めにする。この城を守るのは、城代の成田長親。この男は“ のぼう様”と呼ばれ、一見ただのでくの坊。しかし忍城篭城を決意。この者、勇怯定からぬべし。
根底に流れる侠気が、なかなかしびれさせてくれる作品だ。原作は和田竜という人で、オイラとタメだそうな。もともと脚本で賞を取っていて、それを本に起こし直したらしい。それだからか分からないが、漫画っぽい描写が多く感じる。
犬童一心監督によって、映画化も予定されている。主役の“ のぼう様”は誰がやるのかなぁ…。オイラは“ 荒川良々”あたりがいいと思うんだけど…。
