そこで蜷川幸雄氏演出の「ジュリアス・シーザー」が公演される。
それを見に行く予定。
とても楽しみだ。
ところでジュリアス・シーザーって、ユリウス・カエサルのことだよな。
古代ローマの英雄。
独裁者?
「ブルータスお前もか」
知ってるのってこれくらい。
…というわけで“ローマ人の物語”の続きに着手。
* * *
ハンニバルの脅威が去ったローマ。
内政は混迷し、元老院派が力を持つ。
このクダリは6・7巻の“勝者の混迷”で語られた。
相変わらず市民派・元老院派の綱引き。
カエサルは市民派を背景に野心を抱いていたようだ。
だが大器晩成。
じっと待つのか。
40歳までは、大した功績もない。
いろいろな女性と浮名を流すだけのプレイボーイ。
それも何又かけても憎まれない甲斐性。
そんな性格の持ち主は、着実に地盤を固めていったようだ。
41歳にして起つ!
いろいろな社会情勢の中、護民官から着実に階段を登り執政官に。
三頭政治を樹立。
元老院派を牽制してゆく。
スペインなどの属州総督を経て、未知の世界ガリアへ。
ガリア人とゲルマン人の連合勢力とも渡りあう。
5年目には、遠くブリタニアへも遠征。
7年目には最大の危機にして最大のライバル、ベルチンジェトリックスも現れた。
それらを倒し、足掛け8年もの歳月をかけ西ヨーロッパを制圧する。
気の遠くなるような“創作”をやってのける。
そして顧みれば、“敵”はローマに…。
三頭政治の一角クラッススはパルティアの前に亡く。
残るポンペイウスはいつの間にか元老院派に引きこまれていた。
カエサルの前に、ルビコン川が横たわる…。
「…賽は投げられた!」
* * *
“カエサル”と“ガリア戦記”が自分の中で繋がっていなかった。
その理由は、シェークスピアも著し、これから読むであろう“ルビコン以後”のカエサルが、あまりにも有名だからかもしれない。
ガリアを統一するという大事業。
それは、中華を統一した始皇帝とダブる。
“志”というところでは、両者はかなり近いように思うのだが。
このペースだと“ルビコン以後”は舞台を見る前に読み終わりそうにない。
改めて自分の読書の遅さを痛感。
情けなし。

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