電書で、ポツポツと読み進め、このほどやっと読めた。
それぞれの感想をひと言で。
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・二天の窟(宮本武蔵)
「なんか卑怯じゃないの武蔵」「…それも兵法なり…」
・死闘(神子上典膳)
あれは、善鬼のじゃなくて典膳の方だったのね。
・夜明けの月影(柳生但馬守宗矩)
自分の不始末は、自分で雪ぐ。
・師弟剣(諸岡一羽斎と弟子たち)
小熊が泣ける。女ってこわいな…。
・飛ぶ猿(愛洲移香斎)
荒涼とした兵法者の世界より、故郷の温かさ。
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女性の描き方が微妙と感じたのは勘繰り過ぎ?
すべてにおいて、立ち会いは荒涼とした空気、生と死、とにかく残酷までな現実が描かれている。
剣客と聞けば「かっこいい」なんて思って、飛びついて読んだけれど、そんな甘い気持ちを木っ端微塵にされてしまった。
