2014年1月13日月曜日

利休にたずねよ

切腹前日。
煮えくり返るような怒り。

秀吉との確執。
それは、あの“緑釉の香合”を見てからか。

妻の宗恩。
利休の心に住む女に気がついていた。
利休最期の日。
悲しいとは違う感情。
―くちおしい。
宗恩は、緑釉の香合を打ち砕くのだった。
*   *   *
侘び寂びの世界。
そこに芽吹く、匂いたつ命。
利休の根底にある女の存在。
それは、寂れたなかに艶を生み出す。

秀吉と利休。
互いに良き(?)理解者だった。
似ていないようで、根本的には似た者同士だと感じた。

小説では、現在から過去へ回想していくように物語が進み、毎回、主人公が変わる連作短編のような構成だ。
映画化されたが、ミステリーの要素もあると思うので、ドラマ化したらおもしろいと思った。
まあ、話が地味すぎるので難しいとは思う。

某国営BSでなら何とかイけるンじゃないのかな?