織田か毛利か。
官兵衛は俄然、織田派。
反対を説き伏せる。
恭順の意を伝えるため岐阜へ。
そこで秀吉と竹中半兵衛と出会う。
秀吉から信長に取りなしてもらう。
官兵衛は最初から秀吉に目を付けていた。
時間がかかった。
小寺領に戻ると毛利寄りに。
古参家老に領主・政職は言いなりだ。
なんとか思いとどまらせた。
織田へ自分の嫡男・松千代を人質に差し出す。
その子は半兵衛のもとに送られる。
自分は秀吉に従い中国を転戦。
荒木村重が謀反。
小寺政職も一緒に離反したという噂が。
どうやら本当らしい。
何食わぬ顔で小寺の城・御着へ。
官兵衛は政職を説き伏せるために帰る。
政職はあっさりと了承。
「荒木村重を自分の変わりに説き伏せてほしい」
官兵衛は政職の名代として摂津へ。
しかし、それは罠だった。
「官兵衛をそちらで処分してほしい」
村繁への親書には、そう書かれていたのだ。
幽閉される官兵衛。
信長は官兵衛の行動を怪しむ。
半兵衛に、松千代を斬首するよう命令する。
* * *
言わずと知れた、今年の大河ドラマの主役。
吉川英治版は、青空文庫で無料で読めるので、本当にうれしい限り。
吉川版では秀吉と出会い、播磨の領主となるまでが描かれている。
策士、策に溺れる。
ドラマでは“無敗”と謳われている。
確かにそのようだけれど、一年ぐらい幽閉されていたことは知らなんだ。
そこで脚も悪くしてしまったようだ。
この本を読む限りでは“軍師”とか“策士”という面影は薄い。
まあ、この小説を手引きに「軍師官兵衛」を楽しむことにしますか。
