2019年10月10日木曜日

岳飛伝(十七)星斗の章

史進。
死ぬわけがなかった。
子午山へ。

崔如。
帰らぬ人に。
岳飛には知らせず。
南宋地方軍が近づいていた。

張朔。
小梁山攻略の南宋水軍を追う。
際どい追走。
追いつけるのか。

岳飛。
とうとう程雲を討つ。
南宋を形骸化。
外から変化は分からない。

秦容。
呼延凌と邂逅す。
共闘。
しかし、金軍は数で押してくる。
ふと思い出す方臘の乱。
もう、引くに引けない総力戦へ。

岳飛が合流し、金との決戦も最終局面へ。
青鶻旗が翻る。
兀朮なわけがない。
今まで見えなかった沙歇だ。
決戦の刻が来たのだ。。。
*   *   *
〝兵どもが夢の跡〟
とは、よく言ったものだ。
最後は、自然に涙がこみ上げてきた。
これを書く今でも涙がこみ上げる。

そして、あの史進のジジイ。
今でも子午山で生きているような気がする。
“ジジイ”なんて言えば、必ず蹴り殺されるだろうけど。。。

2019年6月11日火曜日

岳飛伝(十六)戎旌の章

狄成と項充。
沙門島に。
余生なのか。
李俊がいなくなったのだ。
“死に場所”をあきらめかけていた。
しかし、その機会がやってくる。

胡土児。
北辺で命を狙われる。
“徒空”に助けられる。
貸し借り無しか。
金からの“居なくなる”…
それを模索し始める。

岳飛と秦容✕南宋。
金✕梁山泊。
散発な戦いは大きなうねりに。
兀朮と呼延凌は消耗戦を覚悟する。

王清。
耿炎を伴い炳成世と会う。
そこに梁紅玉がいた。
時は過ぎた。
“気持ち”は残っていた。
だが、ただそれだけだった。
お互いすでにわだかまりはない。
所望されて笛を吹く。
皆、泣いていた。

呼延凌。
肌が粟立つ。
赤い矢が青鶻旗に突っ込む。
兀朮が宙を舞う。
そして、気が付けば敵中の史進を抱いていた。
*   *   *
兀朮が、そして史進が倒れたのか。
これを書いている今でも、信じられない。信じたくない。
史進だけは生きていてほしいと願うのは間違いか。
「…でも、なにか食いたい」
と言って、目を覚ましてほしいと願う。

とうとう。
とうとう、最終巻に足を踏み入れる。
心したて頁をめくりたい。

2019年3月12日火曜日

岳飛伝(十五)照影の章

程雲。
南宋を掻き回す岳飛。
程雲はじっと身を潜めていた。
ある注進。
砦城都市を開放。
これで無駄な反乱を減らす。
機は熟し討って出る。
しかし岳飛を討ち漏らす。
瀕死の重傷。
だが、岳飛は運がある。

胡土児。
海陵王の不安定さ。
その一因となっていた。
兀朮の命で北へ。
蒙古との戦いの中。
“友”を見つける。

小梁山。
女たちが中心に守っている。
間者が多くなりつつある。
南宋地方軍が再編され強力に。
そして象の河から水軍が来る。
と、間者がそう吐いた。

秦容。
岳飛と呼応する戦。
こちらは進撃を続ける。
南宋の北辺。
すなわち金を睨む場所に、砦を築く。

兀朮。
秦容の動きを呼び水に、海陵王を動かす。
ただ戦に身を置くことを望む。

呼延凌。
史進に思う存分戦ってもらいたいと望む。
しかし、海陵王は生かすことを条件とす。
*   *   *
岳飛は傷を癒やす場所で、女ができる。
それを梁興に気取られ、尻を蹴られる。
史進は呼延凌に「よろしくお願いします」と頭を下げられる。
それに対して、史進は尻を蹴らなかった。

小梁山では「やるだけやって、死ね。でも…」と、鸚哥が鳴く。
その後の言葉を覚えさせられるのか…。

2019年1月28日月曜日

岳飛伝(十四)撃撞の章

辛晃軍を倒す。
岳飛たちは北進を開始。

金国の海陵王。
臨安府に進軍。
しかし、立ちはだかる南宋の程雲。

王清。
南宋の魔手から逃れ日本へ。

吹毛剣。
梁山泊は胡土児に託す。
史進が届ける。
その意味を理解した兀朮。
胡土児を北辺へ赴任させる。

呼延凌。
韓成の子・韓順。
蕭炫材の子・蕭周材。
旅をする若き二人と梁山泊にて歓談す。
新しい時代の予感。

李俊。
溺れる子を助ける。
その命と引き換えにして。
王清の笛が泣く。

程雲。
敵を欺くにはまず味方から。
徹底した埋伏。
中央から呼び出し。
帝の面子で絹を金国へ。
秦檜が焦っている。
病。
*   *   *
ここで李俊がぁ(T^T)
穆弘とつるんでいたころが懐かしくてたまらん。
史進…。

2018年11月28日水曜日

岳飛伝(十三)蒼波の章

牛直。
西域の女。
公私共によきパートナーとなる。

史進。
金が子午山を攻める。
梁山泊にとって聖域。
静かな怒り。
金主・海陵王を震え上がらせる。

李俊。
沙門島を奪還。
その後、十三湊へ。
しかし…。

秦容。
父となる。
そして、岳飛と共にいよいよ北進。

王清
鄭涼とともに孫家村に落ち着く。
保生に笛を作る。

…そして、金国と南宋がぶつかる。
金主となった海陵王。
戦を好む性格なのか。
兀朮は嗜めるが甘い。
負い目があるのか。
しかし、迎え撃つ南宋にも人は出てくるもの。
程雲は兀朮を“その気”にさせるに足る人物だった。
*   *   *
とうとう、岳飛たちが北進し、地道に南宋への手をのばしはじめる。
*   *   *
李俊が十三湊に向かった時は本当に嬉しかった。
その想いは、わずかに遅く届かなく愕然とした。
「そんなものか」と、桟橋に佇む李俊の背中は少しだけ小さく見えるようだった。

2018年8月6日月曜日

岳飛伝(十二)烽燧の章

李俊。
韓世忠は用心深く。
臆病から来るのか。
細心の注意を図る。
おびき出す。
対峙し気を開放する。
倒す。

金国は代替わり。
正当ならば兀朮が帝。
興味はない。
海陵王が跡目。
しかしイマイチ。

岳飛と秦容。
そして辛晃。
激突。
森の中。
辛晃はゲリラ戦を展開。
梁岳道に出る。
小梁山は手薄。
それを落とす…はずだった。
秦容が間に合うはずがなかった。
可能にしたのは伝書鳩だった。
*   *   *
岳飛たちは景朧を落とし辛晃も倒し、とうとう南宋と対峙するのか。
そして燕青の最期。
ひっそりと苛烈に。
李師師への想いは笛とともに閉じる。
*   *   *
それにしてもここのところ、読むペースがガクッと落ちて、ここに書くのも正直億劫がち。情けなし。

2018年6月18日月曜日

2018.6.16 vs 大分戦

モヤモヤがなかなか沈静化しないので、自分の心を整理するために、ここに書き留めておくことにする。

アルウィン北側ゴール裏で応援しながら観戦していたが、岩間選手のレッドカードの件。ほぼ目の前で見ることとなったが“レッドカード”ではない。


1.後ろからのチャージではない
ボールが出た瞬間、岩間選手は藤本選手よりゴール側に位置している(でなければ相手のオフサイドである)ので、後ろから追いかけているわけではない。主審は斜め後ろから見ている。藤本選手が“うまく背中を見せて”トラップしているように“見える”から、後ろから押しているように見える。

2.羽交い締めにしていない 
あるいは手をかけたことになっているようだが、確かに静止画で見ると手が出ていて羽交い締めにしているようにも見えるが、動画で見るとほとんど岩間選手は藤本選手に触れていない。バランスを取るために手が出ている程度で、それが“運悪く”主審には羽交い締めしているように、あるいは手をかけているように見えていたと考えられる。

3.決定的な得点シーンではない
藤本選手は、ほぼ後ろから来るボールをうまくトラップしているように見えるが、トラップは失敗しており、ボールは流れ、その後、大きくバウンドしている。そのボールは守田選手がなんなくキャッチできている。ちなみに岩間選手が藤本選手と接触したのは、ボールが流れた直後である。これがボールをトラップした寸前であれば“決定的得点シーン”の妨害となる。

以上3点を根拠に“レッドカード”ではないと主張する。
百歩譲って、どんなに厳しい裁定でもイエローカード、あるいは警告を発し、岩間選手には厳重注意が妥当と考える。そして、その後、軽はずみなファールをしたならば、文句なくイエローカードを出し、累積で退場させれば良い。

*   *   *

ただ、浦田選手が取られたファールによるPKも、とどのつまりは大分の選手の“マリーシア”が勝ったということも言える。
その根拠は、試合終了後の大分サポーターへのセレブレーションでも明らかなように思える。ディスっているわけではない。むしろリスペクトする要素がある。以上を含めても大分の選手たちは、ガツガツとした勝つ気力が全面にあふれていた。試合前の全体練習でも、コレでもかというくらいシュート練習に時間を割き「シュートを決めたい」という気持ちがヒシヒシと感じられ、こういったところが大分さんの今の順位に現れているんだと感じる。

*   *   *

とにかく、壊れてしまったゲームとして記憶に残ってしまった。

両チームが切磋琢磨する好ゲームを期待していただけに、残念でならない。
山雅側としては、先取点を前田直輝選手が挙げ、今季初ゴールということもあったので、レッドカードとPKの件は、サポーターの感情の振れ幅をそれはそれは大きなものとしてしまった。

個人的には、勝ってほしかったというのは、もちろん正直なところだったし、そうでなくても、努めて客観的に見ても、大分さんが逆転する可能性は非常に高かったと考えられ、それに対抗しようと山雅のサポーターたちは声を枯らしていた試合展開だったと考えられた。

どちらの裁定にしろ、しっかりとしたJリーグの見解を見聞したいし、機械が裁くのではない以上、ゲームバランスという観点からも、審判が試合をコントロールするという気概を持って、これからは取り組んでもらいたいと切に願っている。