2018年11月28日水曜日

岳飛伝(十三)蒼波の章

牛直。
西域の女。
公私共によきパートナーとなる。

史進。
金が子午山を攻める。
梁山泊にとって聖域。
静かな怒り。
金主・海陵王を震え上がらせる。

李俊。
沙門島を奪還。
その後、十三湊へ。
しかし…。

秦容。
父となる。
そして、岳飛と共にいよいよ北進。

王清
鄭涼とともに孫家村に落ち着く。
保生に笛を作る。

…そして、金国と南宋がぶつかる。
金主となった海陵王。
戦を好む性格なのか。
兀朮は嗜めるが甘い。
負い目があるのか。
しかし、迎え撃つ南宋にも人は出てくるもの。
程雲は兀朮を“その気”にさせるに足る人物だった。
*   *   *
とうとう、岳飛たちが北進し、地道に南宋への手をのばしはじめる。
*   *   *
李俊が十三湊に向かった時は本当に嬉しかった。
その想いは、わずかに遅く届かなく愕然とした。
「そんなものか」と、桟橋に佇む李俊の背中は少しだけ小さく見えるようだった。

2018年8月6日月曜日

岳飛伝(十二)烽燧の章

李俊。
韓世忠は用心深く。
臆病から来るのか。
細心の注意を図る。
おびき出す。
対峙し気を開放する。
倒す。

金国は代替わり。
正当ならば兀朮が帝。
興味はない。
海陵王が跡目。
しかしイマイチ。

岳飛と秦容。
そして辛晃。
激突。
森の中。
辛晃はゲリラ戦を展開。
梁岳道に出る。
小梁山は手薄。
それを落とす…はずだった。
秦容が間に合うはずがなかった。
可能にしたのは伝書鳩だった。
*   *   *
岳飛たちは景朧を落とし辛晃も倒し、とうとう南宋と対峙するのか。
そして燕青の最期。
ひっそりと苛烈に。
李師師への想いは笛とともに閉じる。
*   *   *
それにしてもここのところ、読むペースがガクッと落ちて、ここに書くのも正直億劫がち。情けなし。

2018年6月18日月曜日

2018.6.16 vs 大分戦

モヤモヤがなかなか沈静化しないので、自分の心を整理するために、ここに書き留めておくことにする。

アルウィン北側ゴール裏で応援しながら観戦していたが、岩間選手のレッドカードの件。ほぼ目の前で見ることとなったが“レッドカード”ではない。


1.後ろからのチャージではない
ボールが出た瞬間、岩間選手は藤本選手よりゴール側に位置している(でなければ相手のオフサイドである)ので、後ろから追いかけているわけではない。主審は斜め後ろから見ている。藤本選手が“うまく背中を見せて”トラップしているように“見える”から、後ろから押しているように見える。

2.羽交い締めにしていない 
あるいは手をかけたことになっているようだが、確かに静止画で見ると手が出ていて羽交い締めにしているようにも見えるが、動画で見るとほとんど岩間選手は藤本選手に触れていない。バランスを取るために手が出ている程度で、それが“運悪く”主審には羽交い締めしているように、あるいは手をかけているように見えていたと考えられる。

3.決定的な得点シーンではない
藤本選手は、ほぼ後ろから来るボールをうまくトラップしているように見えるが、トラップは失敗しており、ボールは流れ、その後、大きくバウンドしている。そのボールは守田選手がなんなくキャッチできている。ちなみに岩間選手が藤本選手と接触したのは、ボールが流れた直後である。これがボールをトラップした寸前であれば“決定的得点シーン”の妨害となる。

以上3点を根拠に“レッドカード”ではないと主張する。
百歩譲って、どんなに厳しい裁定でもイエローカード、あるいは警告を発し、岩間選手には厳重注意が妥当と考える。そして、その後、軽はずみなファールをしたならば、文句なくイエローカードを出し、累積で退場させれば良い。

*   *   *

ただ、浦田選手が取られたファールによるPKも、とどのつまりは大分の選手の“マリーシア”が勝ったということも言える。
その根拠は、試合終了後の大分サポーターへのセレブレーションでも明らかなように思える。ディスっているわけではない。むしろリスペクトする要素がある。以上を含めても大分の選手たちは、ガツガツとした勝つ気力が全面にあふれていた。試合前の全体練習でも、コレでもかというくらいシュート練習に時間を割き「シュートを決めたい」という気持ちがヒシヒシと感じられ、こういったところが大分さんの今の順位に現れているんだと感じる。

*   *   *

とにかく、壊れてしまったゲームとして記憶に残ってしまった。

両チームが切磋琢磨する好ゲームを期待していただけに、残念でならない。
山雅側としては、先取点を前田直輝選手が挙げ、今季初ゴールということもあったので、レッドカードとPKの件は、サポーターの感情の振れ幅をそれはそれは大きなものとしてしまった。

個人的には、勝ってほしかったというのは、もちろん正直なところだったし、そうでなくても、努めて客観的に見ても、大分さんが逆転する可能性は非常に高かったと考えられ、それに対抗しようと山雅のサポーターたちは声を枯らしていた試合展開だったと考えられた。

どちらの裁定にしろ、しっかりとしたJリーグの見解を見聞したいし、機械が裁くのではない以上、ゲームバランスという観点からも、審判が試合をコントロールするという気概を持って、これからは取り組んでもらいたいと切に願っている。

2018年5月10日木曜日

岳飛伝(十一)烽燧の章

梁紅玉は日本へ。
海賊まがい。
淡路で炳成世に出会う。
切れ者だ。

呼延凌と兀朮。
敵将の首。
決着をつけるにはそれしかない。
激戦。
そして山士奇が…。

蒙古が徒党を組みはじめる。
西遼を侵す。
撃退。

秦容。
公礼を妻とする。

岳飛。
南宋で潜伏する仲間たちを訪ねて回る。

胡土児。
激戦後の負傷。
暗い。
*   *   *
ついに岳飛が北進するようだ。
そんななか、生き残りと言っていいだろうか、史進と李俊。
史進はまたも死に場所を得ず。
李俊はそれを求めて、再び船に乗る。

2018年3月23日金曜日

岳飛伝(十)天雷の章

張朔は韓世忠との水上決戦へ。
項充、狄成たちも決死の覚悟。
無為軍を焼き払う。

呼延凌と兀朮。
大軍の対峙。
しかし二人だけの感覚。
史進、兀朮を狙う。
あと一歩。
胡土児が立ちはだかった。
胡土児は死んだのか。

候真たちは蕭炫材を救う。
蕭炫材吹っ切れる。
国という形に囚われない。

辛晃。
呂英を“友”と呼ぶ。
戸惑いながらも感じ入る呂英。

韓世忠。
左遷。
沖縄方面に停泊。
どうするか。

王清。
鄭涼を妻にする約束をする。

蕭炫材。
梁山泊の手引きで、南へ。
自由商人となる。
岳飛、秦容との邂逅。
どんどん目が開けていく。

祭豹。
陳麗華を妻とする決心。
米は売らなかった。
それが裏目となる。

岳飛。
王貴と崔蘭の結婚を許す。
じつは秦容と蕭炫材で入れ知恵。
王貴を焚き付けたのだった。

辛晃。
数万で大理入り。
さらに、塞を築きながら南下。
岳飛秦容連合軍。
ぶつかる。
岳飛は待ち続ける。
あと一歩まで追いこまれる。
間一髪で命を拾う。
…読まれていた。
震える。
それを抑え込むことしか出来ないのか。

楮律。
蕭炫材に付いて西遼へ。
楡柳館では上青が亡くなっていた。
牛直は泣く。
*   *   *
祭豹が…。やっと幸せを掴んだと思ったのに…。正直かなりショックだった。それとは比べ物にならないのは、兄弟のように育った王清だ。その怒りは熾火のように燻っているのか。
南宋の辛晃と岳飛秦容連合軍との戦いは、物量では勝る南宋軍だが、やはりあの岳飛と秦容に簡単な勝てるはずもなく。辛晃は大きな傷を負ってしまう。
上青が死んだ。李俊はどう感じるのか。上青は牛直にとって、楮律にとっての呉用と同じ存在だった。

2018年1月31日水曜日

岳飛伝(九)暁角の章

小梁山に人は増えつづけている。
秦容は劉剛を見ている。
上に立つ者としての資質。
劉剛は、ある二人を処断。
憂鬱になる秦容。
立つ場所を間違えているのか。
胸ぐらをつかみ約束させる。
そして宣示庁という名。
それは小梁山での聚義庁。

韓世忠は梁紅玉を捨てた。
梁山泊との海戦へ。
沙門島へ。
孫二娘は残る。
島の高い場所で。
替天行道の旗が翻る。

小梁山が襲われる。
敵は精強。
飛刀を放ち、音を上げない。
それは高山の民。
信じられない被害を被る。

史進たちは臨安府を急襲。
沙門島の南宋への報復。
帝は震え上がる。

高山の民。
率いたのは敦と文。
秦容は西の高山へ敦を先導させる。
そこは空気が薄い。
秦容でさえ気を失いそうだった。
集落の長と契約。
敦を中心に傭兵を雇うことに。

張朔は金軍との海戦。
鴎焰と瓢箪矢。
壮絶な火戦。

梁山泊。
宣凱は物流を操作。
その波は遠く、王清や蔡豹をも巻き込む。

岳都。
岳飛も梁興も妻には敵わない。
呑んで狂う。
梁興の妻・于姜は、高山の民文の才を見抜く。

物の流れがおかしい。
蕭炫材は燕京へ。
撻懶は病いが篤い。
会えない。
魯逸と会うが囚われ監禁される。

呼延稜と兀朮。
馬鹿げたほど、愚直にぶつかりあっていた。
それだけ壮絶でもあるということ。

王清はモヤモヤ。
鄭涼を持て余しはじめている。
いや、自分を持て余していのか。

撻懶死す。
蕭炫材は風玄によって救い出される。
が、追手。
間一髪のところに致死軍。
候真は蕭炫材に好感を持っていた。
*   *   *
宣凱の壮大なる兵糧攻めが、ここに結実しはじめる。物流の戦いが全中華を多いはじめ、こちらは梁山泊に一日の長があるように見える。
南宋との戦いは水上に移り韓世忠が表舞台に。梁紅玉をあっさり捨てた男は、何に心をたぎらせるのか。その捨てた女にふられた王清だけが、この物語のなか異質に映る。
飛刀を駆使する山の民。モデルは案外キングダムかもしれないと思ったのは、オイラだけか。

三国志+αのような様相を呈し始めた物語はどこへ向かうのか。