青蓮寺の威光。
それは禁軍も動かしつつある。
趙安。
かつて呼延灼とも交誼があった。
しかし官軍の将軍に。
聞煥章も一目を置く。
流花塞に呉用はこだわっていた。
水軍の整備がまだだ。
李俊は増員を何度もかけあう。
そこまで手が回せない。
北京大名府軍とぶつかり楽勝。
水軍も活躍。
でも後回し。
李富と聞煥章。
北京大名府軍の将を粛清。
そして、選んだ将・董万を配置。
趙安率いる禁軍。
流花塞へ。
数万。
梁山泊と大規模な対峙に。
呼延灼・穆弘・秦明・関勝。
違和感を感じる。
それが何なのか。
双頭山。
まさかの北からの攻撃。
董万率いる北京大名府軍三万。
秋風山と春風山。
李忠・鮑旭・孫立。
朱仝。
それぞれ山から、しつこく大将を狙う。
何度も何度も…。
わずか六百で秦明が加勢。
林冲・史進たちが駆けつけた。
そのときはすでに李忠・孫立は戦死。
朱仝は駆けつけたのを見届けて逝く。
双頭山の悲劇。
呉用が流花塞にこだわり過ぎた結果だった。
呉用は抱えすぎていた。
みんなに攻められた。
宋江が仲裁。
宣賛が流花塞の軍師に入る。
流花塞の水軍。
まだ人員に乏しい。
官水軍の造船基地を叩くことに。
童猛率いるの水軍に孔明たちが乗り込む。
孔明たちが基地に火を掛け大成功。
しかし、孔明は部下を助け、帰らなかった。
* * *
雷横と一緒だった朱仝も逝く。その死に様は楊志と同様に、死を越えて戦いながら死んだ。
孔明は、部下たちを助け、童猛の舟に向かって、二回剣を前へ振った。“行け!”の合図だ。童猛は、燃えさかる炎をバックにしたその姿が、眼に焼きついて離れない。分かるなぁ、その気持ち。
ふたりとも漢の死に様だ。
死ななければならないのなら、こう死にたいと思わされる名場面だ。