2012年9月29日土曜日

水滸伝(十三)白虎の章


青蓮寺の威光。
それは禁軍も動かしつつある。
趙安。
かつて呼延灼とも交誼があった。
しかし官軍の将軍に。
聞煥章も一目を置く。

流花塞に呉用はこだわっていた。
水軍の整備がまだだ。
李俊は増員を何度もかけあう。
そこまで手が回せない。
北京大名府軍とぶつかり楽勝。
水軍も活躍。
でも後回し。

李富と聞煥章。
北京大名府軍の将を粛清。
そして、選んだ将・董万を配置。

趙安率いる禁軍。
流花塞へ。
数万。
梁山泊と大規模な対峙に。
呼延灼・穆弘・秦明・関勝。
違和感を感じる。
それが何なのか。

双頭山。
まさかの北からの攻撃。
董万率いる北京大名府軍三万。
秋風山と春風山。
李忠・鮑旭・孫立。
朱仝。
それぞれ山から、しつこく大将を狙う。
何度も何度も…。
わずか六百で秦明が加勢。
林冲・史進たちが駆けつけた。
そのときはすでに李忠・孫立は戦死。
朱仝は駆けつけたのを見届けて逝く。

双頭山の悲劇。
呉用が流花塞にこだわり過ぎた結果だった。
呉用は抱えすぎていた。
みんなに攻められた。
宋江が仲裁。
宣賛が流花塞の軍師に入る。

流花塞の水軍。
まだ人員に乏しい。
官水軍の造船基地を叩くことに。
童猛率いるの水軍に孔明たちが乗り込む。
孔明たちが基地に火を掛け大成功。
しかし、孔明は部下を助け、帰らなかった。
*   *   *
雷横と一緒だった朱仝も逝く。その死に様は楊志と同様に、死を越えて戦いながら死んだ。
孔明は、部下たちを助け、童猛の舟に向かって、二回剣を前へ振った。“行け!”の合図だ。童猛は、燃えさかる炎をバックにしたその姿が、眼に焼きついて離れない。分かるなぁ、その気持ち。
ふたりとも漢の死に様だ。
死ななければならないのなら、こう死にたいと思わされる名場面だ。