2014年2月11日火曜日

とっぴんぱらりの風太郎

風太郎は伊賀の忍び。
黒弓の手を借りながら、伊賀の城に潜入。
采女様から試験を受けていた。
しかし、お城に傷をつけてしまう。
怒り心頭の藤堂の御殿。
あえなくお払い箱。

餞別をもらい京へ。
黒弓と別れる。
いつか“忍び”に戻れる。
信じて、そこで遊んで暮らす。

いつの間にかすっからかん。
吉田山のあばら屋に住み着く。
“声”がかからないまま一年以上過ぎる。
土方をしながら暮らす。

そんなとき黒弓が現れる。
ひょうたんを持って。
義左衛門の紹介。
ひょうたんを扱う“瓢六”に行けという。

その夜、へんなじいさんが現れる。
“因心居士”と名のる。
なにもかもお見通し。
箱を“瓢六”という店に届けるように言われる。
しかし、開けてしまい中身の“蛾”は粉々になって“口”の中へ。

“瓢六”へ行くと昨日のじいさんが。
どうやら昨日とは違うらしい。
そのじいさんから、ひょうたんを育てるように言われる。
風太郎は、いやいやながらも育てることに。

“瓢六”の使いをするようになったある日。
高台寺へ。
そこに“偶然”常世が。

吉田山のあばらやに常世が。
腕試し。
高台院と会うように言われる。

高台院と対面。
頼まれ事。
それは祇園会で“ひさご様”の護衛だった…。
*   *   *
風太郎や、仲間の忍びたちは、決して強いわけではない。
風太郎は仕事にあぶれ、遊び暮して身をやつす。
最初は風太郎のだらしなさに、気をもんだりした。
その反面、自分にも通じるダメさを感じたりもした。
後半、大坂冬の陣が始まり、風太郎は念願の“忍び”に復帰する。
それは、彼をシリアスな現実へと引き戻してゆく。

どこかで彼らを“生かして”くれるものだと、おいらは作者に“甘えて”いたようだ。