2017年6月12日月曜日

あの原風景を胸に、今こそ“一心”に。One Soulで。

2014.6.21. vs 群馬戦
私は2014年の途中から見始めたイワユル“にわかサポ”です。

思い起こせば、今ごろのザスパクサツ群馬戦でした。ラジオが主催するゴミ拾いイベントに参加し、ご褒美として無料観戦できるということで、妻が申し込んでくれたのでした。
今までサッカーは日本代表戦をテレビ観戦するくらいしか興味がなかった私。ちょうどそのころブラジルW杯で日本が負け、喪失感を感じていた矢先。アルウィンの雰囲気にイッパツでヤラれてしまったわけです。だから、選手・監督うんぬん以前に、それを応援しているサポーターに魅了されたわけです。確か、そのときの観客動員数は、1万人にも満たなかったと思います。

それからアルウィンに通うようになり、お察しの通り、松本山雅の右肩上がりの“いい時代”だけを見て育ってきたわけです ^^;
そして、私のように“いい時代”しか見てこなっか人たちはたくさんいて、残念ながら今、その大半が心が治まらない状態にあるのでしょう。私もそのなかのひとりとなってしまっている現実があります。

ただ、長い目で見れば、まだまだこのクラブは出きたばかりのヒヨッコクラブですし、これからもっと厳しい事柄に直面するでしょう。J3降格だってないとは言えない。そんな今の山雅の取り巻く事象を、他の先輩クラブやサポーターの方々は苦笑して見ている方も多いかと思います。「このぐらいでアタフタするな」と。
わずか十数人から、少しの時を経て膨れ上がり、今に至るアルウィンの応援席。もしかするとバブルが弾けるように萎んでしまうかもしれない…。
ただ、どんなときでも、あのゴール裏の光景は消えないでほしい。“どんな時でも俺たちはここにいる”の精神で…。

あの光景は松本山雅の“原風景”です。

昨日の水戸戦。不運にもFK一発で敗戦してしまった。事切れたように萎んで終わった最後のチャント。自身、失望感にさいなまれた。
でも冷静に見れば、チームのパフォーマンスが決して悪いわけではないように見えます。ベルディ戦前半や、水戸戦では終始攻めていたし、状態は確実に上向いているように感じられます。あと一歩。あと一本。あと1ピースハマれば結実するように感じられるのです。
選手たちのその背中にある、ひとつのボタンを押すために応援する。それだけです。

あの原風景を胸に、今こそ“一心”に。One Soulで。

岳飛伝(五)紅星の章

兀朮は開封府の手前まで下がる。
ひとつは兵站を延ばす目的だった。
南宋軍には撤退命令が。
岳家軍だけが残る。
兀朮は、待っていたかのように岳飛と対峙。
澄みわたった空のような戦。
双方、手傷を負う。
そして、双方に和睦の命令が降される。
空は完全には澄み切らない。
最終決戦かと思い定めた。
その転瞬、両者引き返す。

宣凱は史進から日本刀を貰い受ける。
合っているようだ。
そして、とうとう呉用が死ぬ。
「岳飛を助けろ」
そう言って死んだ呉用。
宣凱は聚義庁の裏庭に埋める。
替天行道の旗と一緒に。
…終わり、そして始まる。
練兵場では、ひとり史進が刀を振りかざしている。
*   *   *
呉用死す。
一時代が終わった感だ。
宣凱は新しい“梁山泊”を具現できるのか。

王清が梁紅玉にフラれ自棄になっているのか。
ひとりの少女を連れさらに流れ行く。