2015年5月12日火曜日

勝利の街に響け凱歌―松本山雅という奇跡のクラブ

昨年の今頃。
巷はブラジルW杯の話題で持ちきりだった。
しかし、信州松本平だけはそれと肩を並べ、それを凌駕するほどの話題で盛り上がっていた。
松本山雅FCの話題だ。
話題はそれから年末にかけて加速してゆく。
そして、11月1日。
歓喜の瞬間を迎えたのだった。

本書はその年から2年前。
クラブがJリーグ2部に昇格し、反町康治監督が采配をふるうところからはじまる。
いかにして、J2リーグをわずか3年で駆け抜けたかに、スポットを当てた。

そして、五章目の「クラブ創立50周年、そして次の50年へ」。
日本のプロビンチャの未来、地方創世へのヒント、日本サッカー界へ一石を投じる内容だ。

前に「フットボールサミット」でも書いたが、オイラもこのチームに魅了されたひとり。
アルウィン場内に足を踏み入れた瞬間、その雰囲気の虜になった。
決して素晴らしい内容のサッカーではないけれど、魂を揺さぶられる試合の数々。
どんなに素晴らしいかは、文字通り“筆舌に尽くしがたい”だろう。
著者の元川悦子氏は、それでも少しでもその“空気”を伝えたかったに違いないのだ。
改めて、チームは元より、クラブそのものを盛り上げたい気持ちでいっぱいになる。

ほんと〜うに“百聞は一見に如かず”
さぁアルウィンへ‼
緑の劇場で最高の舞台をご覧あれ‼