驎太郎も幕府の混乱に翻弄されるように、西へ東へ。
宿願だった神戸の海軍操練所も、立ち枯れ状態に。
言い聞かせて、龍馬たちを西へ。
そんななか長州が蜂起。
これを薩摩を中心とした幕府軍が掃討。
蛤御門の変だ。
追い打ちをかけようとする幕府。
だが、薩摩の思惑もあり難航。
そんなとき、徳川家定が亡くなる。
この若き将軍は、驎太郎にとって精神的支柱だった。
落ち込む驎太郎を、幕府は長州との調整役として派遣する。
自暴自棄の驎太郎。
それを諭したのは、良き友でもある奧医師・松本良順だった。
* * *
あの強い驎太郎が挫折しかける。それを救ったのは松本良順。
「幕府のためじゃなく、日本のために赤誠を」
という、驎太郎の座右の銘とも言えることを、改めて示す。
