四郎はとくに個性が強い。
ほかの兄弟たちと相容れない。
しかし、それは強い天与の才能でもあった。
長男・延平は、四郎を北平塞へ。
四郎は、北平塞で活躍が目覚ましい。
そんななか、遼軍との小競り合い。
そこで出逢った、少年のような将。
じつは女。
蕭太后の娘・ケイガキだった。
ふたりは戦場にあって魅かれ合う。
宋の遼への侵攻がはじまった。
圧倒的な軍勢の差だ。
しかし、宋の将軍たちの足並みが揃わない。
兵站も切られてしまう。
またもや耶律休哥によって宋軍は崩される。
そんななか、楊業は主力の将軍・蕃仁美を救うべく動く。
そして耶律休哥とぶつかり合う。
耶律休哥は楊業のおそろしさを身をもって味わうのだった。
その後も小競り合いはつづいた。
とうとう宋の帝は親征を決意。
しかし、そのカゲには遼の間諜の暗躍。
楊業はこの作戦が危険なものだと察知していた。
しかし、軍人としての本分をつらぬく。
またも窮地に陥る宋軍。
それを救うのは、やはり楊家軍。
楊家軍vs耶律休哥軍。
追いつめられるた。
と見せかけて、伏兵がいるはずだ。
しかし、あと一歩。
楊業は蕃仁美に裏切られる。
*
さて、四郎は北平塞の前哨戦で、頭を強く打ち、気絶。
なぜか耶律休哥は殺さず、連れ帰る。
楊家は、文字通り帝を死守。
生き残ったのは六郎と七郎。
* * *
読んでて、なんか「銀英伝」を思いだす。
楊業は武人としての本分をまっとうした。
それを、疑問に思ってもいた四郎。
六郎と七郎は類い稀なる騎兵隊を作り上げた。
最後、七郎は宋という国に憤りを抱く。
楊家の棟梁となった六郎は、どう戦っていくのか?
「血涙」につづく。
