ドラクエ9が今日発売だ。ある意味このゲームがオイラをファンタジーの世界に誘ってくれた、と言っても過言ではない。ヨーロッパ世界の香り漂う勇者の物語。古典のロード・オブ・ザ・リングや、新興のハリーポッターも、今となってはドラクエのおかげで楽しめるようなものだ。
そして、今回、だからこそ今こそ読もうと手に取ったのが、この「ローマ人の物語」だ。
文庫で34巻。著者が文庫化するうえで、細分化したのには意味がある。でも財力のないオイラにとっては、少々イタい(;_;)
1巻・2巻はローマの生い立ちが中心だ。「へぇ〜」ということのトリビアの連続で、知らなかったことがてんこもりだ。
まず、初期のローマは王制ではあったが、世襲制ではなかったこと。東洋と西洋の歴史的根本の違いって、この王様の選び方だと思う。王制が7代続いたのちには、なんと共和制になってしまった。あと元老院は、本当にジイサンたちの集まりだったってのもびっくりだ。
後半はローマとギリシアの比較がされている。もちろん時代的に先進国はギリシアで、ローマはそれを手本にしたところが多かっようだけど、決定的に違ったのは“民族の同化”だった。ギリシアは閉鎖的だったのに対して、ローマは戦争で敗った国を吸収合併していった。それも負けた人びとを奴隷にせず、市民として参政権まで施した。
こうやって、この本を読み進めて行くと、ドラクエの世界も違った眼で見えてくるかもしれない。