松本が舞台のお話。
今、映画が上映中だ。
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場末の総合病院の現状。美しい信州の情景とは裏腹だ。
それでも患者と向き合う一止。
そんななか大学病院から誘いが…。
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作中にも説明はあるけど、明治に書かれたような文章だ。なんか、現代ものではないような錯覚におちいる。
だから逆に、読者に受け入れられたのかも。
地域医療の現状を描いた作品は多い。
信州は実際、南木佳士氏や鎌田實氏のような方が活躍している。
この著者も、その末席に座っていると言ってもいいのかも。
改めて、信州は地域医療では、それでも恵まれていることを感じた。
あと、夏目漱石の「草枕」はともかく、島崎藤村の「夜明け前」は読んでみようかなと思った。
