2009年8月26日水曜日

薮の中

 小栗旬主役でこの9月に上映される「TAJOMARU」。その原作が芥川龍之介の「薮の中」だということで、青空文庫のテキストで、恥ずかしながら今ごろ読んでみる。短いので速攻で読めた。

 事件の当事者たちの証言がすべて食い違っていて、ちょっとしたミステリーとしても楽しめる。

 これをベースにした作品は、黒澤監督の映画「羅生門」はじめたくさんあって、ネガティブ路線なんだけれど、「TAJOMARU」の映画予告を観ると、かなりポジティブに仕上がっているように見受けられるが、観てないからそうなるかどうか分からないんだけど…。

「薮の中」「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」など、これらの芥川作品に共通するものは、人間のエゴだよね。だが本作以外は、教科書にも載るような作品だ。本作は一番おとなな作品だったというわけだね。ムフフ。