先日、NHKの「プロフェッショナル」という番組に井上雄彦さんが取材されていた。残念ながら最後の30分ぐらいしか見ることができなかったが、「バガボンド」が終盤を迎えているらしかった。TVでみる彼は初めてだったけれど、昔、スラムダンクがヒットしている頃見た彼の印象とは大分に違い、頬が痩けて憔悴しきっているように見えた。(なんか雰囲気がノリタカに似てるな!?)途中からペンを筆にして描いているということだし、作品に対する意気込みというか、挑戦というかが感じられる。
オイラは、そんな「バガボンド」をラーメン屋に置いてあるのを数冊読んだぐらいで、そのあと読んでいない。
…だから、というわけではないけれど、その数日前、古本屋で程度のいい宮本武蔵の吉川文庫を見つけた。安く売っていたので、全巻買いそろえてしまった。一巻を開くと「はしがき」とある。今まで吉川文庫を何冊か読んできて、はじめての前置きだったので少々驚いた。そこには、作者自身、読者の激賞の声がたくさん寄せられうれしい反面、作品が独り歩きし戸惑っている…、というより恐怖している、ということ。読んだ人、ひとりひとりの“武蔵像”を描いていただければ、といことが書かれてあった。
自分で自分を恐怖させた作品。書き終えたとき、かなり痩せていたということが、最終巻の裏表紙に書かれている。
そして、今もなお、読んだ多くの人びとに、多大な影響をおよぼし続ける吉川版“宮本武蔵”。
何がみんなをそこまで惹きつけるのか、しっかり読み進めていきたいと思います。
メタボだし少しは減量になるだろうか!?
……バカなこと言ってスイマセンm(_ _)m