2012年6月6日水曜日

水滸伝(八)青龍の章

解珍・解宝親子。
祝朝奉から虐げられている。
いろいろ考えぬいて、梁山泊と通じる。

李富。
馬桂は開封府に連れ戻されていた。
その馬桂がむごく殺される。
狂う。
なんとか立ち直る。
梁山泊への恨み倍増。
復讐の鬼と化す。
しかし仕組んだのは聞煥章。
李富とは友情が芽生えていた。

官軍とぶつかる秦明軍。
鄭天寿は楊令の重い病気を気にしていた。
見事な采配で勝利する鄭天寿。
ふと見ると、楊令を治せる薬草がガケに。
取ろうとして命を落とす。

独竜岡との戦い。
要塞化した祝家荘には入れない。
負けこむ。
…と見せかけなければならない。
ぎりぎりの戦いが続く。

海棠の花と言われる扈三娘。
男勝りで林冲とぶつかる。
死んだと思っていた妻。
生きているらしい。
行方が気になっていた。
林冲は扈三娘を岩にたたきつける。

扈家荘軍の勇み足が呼び水に。
祝家荘からも兵を引きづり出す。
中にいた解珍・解宝・孫立一家が呼応。
そして李家荘の李応が叛旗。
泥沼化した戦況は、一気に梁山泊へ。
しかし、そこに林冲の姿はない。
*   *   *
李富といい、林冲・武松といい、死んだ女を乗り越え強くなっている。
ただ李富の場合のそれは、操作されたもの。
ほとんど噂だけで、単身妻を救いに行く林冲。今まで孤高の男と化していたが、親近感が湧いてきた。
鄭天寿のエピソードも泣ける。いろいろなものを背負っていく楊令が、どう成長していくのかも楽しみだ。